飲酒運転で正面衝突か 対向車の男性にケガをさせた疑い 調理員の男「酒は残っていなかった」福岡

酒を飲んで車を運転し、対向車に正面衝突し相手にケガをさせたとして、福岡県行橋市の調理員の男が逮捕されました。 過失運転致傷と酒気帯び運転の疑いで20日、逮捕されたのは、福岡県行橋市の調理員、村上秀人容疑者(69)です。 村上容疑者は、4月22日午後4時ごろ、酒を飲んで車を運転し、直進してきた対向の軽ワゴン車と正面衝突して、運転していた30代の男性に全治1週間のむち打ちのケガをさせた疑いです。 警察官が現場に駆けつけたところ、村上容疑者から酒の臭いがしたため呼気を調べると、基準値の1.8倍のアルコールが検出されました。 当時、村上容疑者は「午前10時ごろ、500ミリリットルの缶チューハイを1本飲んだ」と酒を飲んだことを認めたことなどから、警察は任意で捜査していました。 しかしその後、防犯カメラなどによる捜査と異なる話を繰り返し、証拠隠滅や逃走の恐れがあるとして逮捕したということです。 逮捕後、村上容疑者は「飲酒については当日の朝に飲み、酒は残っていなかったと思います」と容疑を否認しています。 村上容疑者は5月12日に酒を飲んで自転車を運転したとして現行犯逮捕され、その後、釈放されていました。

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