逮捕の決め手はGPS発信機 千葉県南房総市で米袋を盗んだ疑いで50歳男を逮捕

千葉県南房総市で住宅の倉庫から米袋を盗んだとして、50歳の男が5月18日逮捕されました。逮捕の根拠となったのは、被害者の家族が仕掛けたGPSの発信機でした。 南房総市の無職、鈴木三一容疑者は5月16日の夕方から17日の朝にかけ、市内にある76歳男性の住宅の敷地内に侵入し、冷蔵倉庫から5キロの米袋などを盗んだ疑いがもたれています。 この男性は最近、同様の被害に遭い、男性の家族が米袋にGPSの発信機を隠し入れていて、千葉県警がこの位置情報をもとに捜査したところ、鈴木容疑者の自宅から空の米袋と発信機が見つかったということです。 鈴木容疑者と被害者の家族は長年の知り合いで、容疑者の家と被害者の家は歩いて30分ほどの距離でした。 鈴木容疑者は「全く心当たりがない。自宅の玄関前に置いてあったものをもらっただけ」と容疑を否認しています。 県警は余罪を含め、事件のいきさつを調べています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加