詐欺(無銭飲食)の疑いで、住居不定、無職の男(45)が21日、逮捕されました。 警察の調べによりますと、男は5月10日午後5時頃から午後6時半頃までの間、新潟市中央区の飲食店で、代金支払いの意思も能力もないのに、あるように装って、ビール、日本酒、刺身の盛り合わせなど、飲食代金計5160円相当の飲食物の提供を受けてだまし取った疑いです。 店から通報があり、警察が駆け付けましたが、男は店を出ていました。 男は同じ5月10日の午後7時頃から翌11日午前0時頃までの間、新潟市中央区の社交飲食店で、代金を支払う意思も能力もないのに、あるように装い、セット料金、シャンパン1本などの飲食代金、合計17万7600円相当の交付を受けた疑いで現行犯逮捕されました。 男は1人で入店し、財布の中には現金が6円しか入っていなかったということです。 この捜査の中で今回の容疑が明らかになりました。 調べに対し男は「私がしたことで間違いないと思います」と容疑を認めており、警察がくわしい経緯などを調べています。