福岡県北九州市の資材置き場で、87歳の男性の遺体が土の中に埋められていた事件で、現場まで運ぶのに使われたとみられる車を福岡県警が押収したことが分かりました。 20日、北九州市小倉南区の資材置き場で、土木建築会社役員・華山龍一さん(87)の遺体が、土の中から見つかりました。 この会社の社長で長男の華山龍馬容疑者(46)が、死体遺棄の疑いで21日に逮捕されましたが、「私はやっていません」と容疑を否認しています。 捜査関係者によりますと、龍一さんは現場まで車で運ばれ遺棄されたとみられ、この車を捜査本部が押収したことが新たに分かりました。 捜査本部は、親子の間に会社経営や金銭を巡るトラブルがあったことを把握していて、殺人の疑いも視野に、さらに詳しい経緯を調べています。