9月10日、チョコプラことチョコレートプラネットの松尾駿がコンビのサブYouTubeチャンネル『チョコプラのウラ』で発した発言が大問題となっている。 松尾はアインシュタインの稲田直樹がInstagramの不正アクセスの被害に遭い、犯人が逮捕された件にコメントした。 「松尾さんは『俺がずっと提唱している誹謗中傷に関してだけど、芸能人とかアスリートとかそういう人以外、SNSをやるなって。素人が何発信してんだって』と話しました。これはネット上で、当初は稲田さんが卑わいなDMを送った犯人と決めつけられたことに苦言を呈す意図だったと見られますが、ネット上では“素人批判”として受け止められてしまいました。チョコプラと稲田さんは同期の間柄。稲田さんを擁護しようと考え、松尾さんの言葉も強いものとなってしまったのでしょう」(スポーツ紙記者) X上では松尾に対する批判の声が相次いでいる。特にコンビ内で松尾の立ち位置を絡めたものも多い。 《チョコプラって長田さんがネタ作ってるんじゃかった? あの人は玄人、素人の線引き何でしてるんだろーね》 《チョコプラの炎上一番恐ろしいのは、いわゆる受取師でネタは全く考えてない方がミスってるところ。長田さん不憫だわ》 チョコプラといえば、キャラクターコントに定評があるコンビだ。ネタ作りなど“頭脳”担当は松尾ではなく相方の長田庄平だ。 「コンビのネタ作りは長田さんが大枠を作り、松尾さんと練り上げていくスタイルです。ネット上でツッコミがあるように松尾さんが“何もしていない”わけではありません。とはいえ、チョコプラのネタの魅力である小道具や衣装などは長田さんが担当していると聞きますから、やはり長田さんありきのコンビですね」(放送作家) 今回の松尾の失言は、コンビ自体の評価も下げてしまう懸念がある。 「チョコプラは、長田さんによる和泉元彌さん、松尾さんによるIKKOさんなどのものまねはもとよりTT兄弟、Mr.パーカーJr.などネタのストック数の多さで知られます。キャリアを重ねてもなお、『有吉の壁』(日本テレビ系)では新ネタを披露し続けています。そうしたストイックにお笑いに向き合う真剣な姿勢が評価されてきました。 そもそも、ネタをつくっていない方はコアなお笑いファンからは評価されづらい。そのうえで今回の発言ですからね。なんとか好感度を上昇させたいところですが……」(前出・放送作家) かといって、発言の内容を踏まえれば今回の騒動を“笑いで謝罪”というわけにもいかないだろう。チョコプラはコンビ結成以来、最大のピンチを迎えたようだ。