サッカー日本代表の森保一監督(56)は23日、来月に行われる2026年北中米ワールドカップ・アジア最終予選の最後の2戦(5日:オーストラリア戦、10日:インドネシア戦)に臨む代表メンバー27人の発表会見に出席し、約1年4か月ぶりの選出となった佐野海舟(24、マインツ/ドイツ)について言及した。 昨年1〜2月のアジアカップ以来の選出となった佐野。昨年7月に鹿島アントラーズからマインツへ移籍が決定した際に女性問題で逮捕され釈放。その後不起訴処分となっていた。 森保監督は、「彼の言動を見ていても、深く反省しているというところを強く感じました。その上で、彼が今ドイツでプレーさせていただいてる中で、真摯に競技に向き合って、社会に貢献するという強い気持ちを持ってプレーしているということもあり我々としてもまたチームに迎え入れて、社会に貢献する日本代表の一員として戦ってもいいのでは」と選出に至った経緯を説明。 「1人の人としてミスを犯した選手をそのままこのサッカー界から葬り去るのかっていうことに関しては、再チャレンジする道を家族としても、与えることの方がいいのではないのかということで判断させていただきました」と胸中を明かした。 山本昌邦ダイレクター(67)は「JFAのスタンスは、サッカー界として、あらゆる差別や暴力、そしてハラスメントを一切許容しない」とした上で、「引き続き、あらゆる差別や暴力、ハラスメントに対して、厳正な姿勢で臨んでまいります。一切の妥協も許さない」と明言。続けて「選手や指導者、そして審判などの関係者に対して、啓発活動を行うとともに、コンプライアンス教育にも、より一層の力を注いで、参りたいというふうに考えています」と話した。 山本昌邦ダイレクター(67)は「JFAのスタンスは、サッカー界として、あらゆる差別や暴力、そしてハラスメントを一切許容しない」とした上で、「引き続き、あらゆる差別や暴力、ハラスメントに対して、厳正な姿勢で臨んでまいります。一切の妥協も許さない」と明言。続けて「選手や指導者、そして審判などの関係者に対して、啓発活動を行うとともに、コンプライアンス教育にも、より一層の力を注いで、参りたいというふうに考えています」と話した。