【日本代表】MF遠藤航らも安泰ではない? 佐野海舟&藤田譲瑠チマの台頭でボランチ争い大激化

2026年北中米W杯を控える日本代表の守備的MF(ボランチ)のポジション争いも激化していきそうだ。 現在は主将を務めるMF遠藤航(32=リバプール)、MF守田英正(30=スポルティング)、MF田中碧(26=リーズ)といった22年カタールW杯経験組が主力を形成。すでに来年のW杯出場を決めた中で行われるW杯最終予選2試合では、主将の遠藤が招集される一方で、守田と田中は選出されなかった。 そんな中で今季加入のドイツ1部マインツで急成長したMF佐野海舟(24)が、昨年1~2月のアジアカップ以来の復帰。昨年7月7月に不同意性交容疑で逮捕され、その後に不起訴処分となり、このタイミングで森保ジャパンに戻ってきた中、6月の結果次第で主力を脅かすインパクトを残す可能性は十分だ。 さらにパリ五輪で主将を務めたMF藤田譲瑠チマ(23=シントトロイデン)もボランチで主力を狙う一人。24日に千葉市内で行われたイベント後に応じ「ベルギーリーグの選手は、リバプール、スポルティングでプレーしている選手、そして(イングランド)プレミアリーグに昇格する選手とは評価が違う。そういう中で試合に出るにはステップアップが必要」と力説した。 この日のイベントではサッカーを通じて交流した子供たちの前で「25~26歳で(イングランド)プレミアリーグへ行くのが夢」と目標を披露。その過程で今夏にドイツ1部シュツットガルトなどの移籍が浮上しているが、この日は「どうなるか分かっていないので、答えられることはない」と語るにとどめた。 まずは6月の代表活動でアピールを続けていく。「危機感を持ちながらやっていければ」と覚悟を示した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加