北九州市の資材置き場に87歳の父親の遺体を遺棄したとして、46歳の長男と42歳の長男の知人の女が逮捕された事件です。 長男が犯行前後の行動についてうその証言をするよう、知人に持ちかけていたことが捜査関係者への取材でわかりました。 この事件は、先月18日、小倉南区市丸の資材置き場に華山龍一さん(87)の遺体を遺棄したとして、長男の龍馬容疑者(46)と知人の福田真美容疑者(42)が逮捕されたものです。 取り調べに対し、長男の龍馬容疑者と知人の福田容疑者は、ともに容疑を否認しています。 その後の捜査関係者への取材で、龍馬容疑者が犯行前後の行動について、友人や仕事の取引先など「そこにおらんかったことにしとって」などとうその証言をするよう持ちかけていたことが分かりました。 警察は龍馬容疑者がアリバイ工作をした可能性があるとみて詳しく調べるとともに殺人容疑での立件を視野に捜査を進めています。