リバプール車突入 逮捕の男、薬物影響下で運転か 救急車に続き、規制エリア侵入

イギリス中部リバプールでイングランド・プレミアリーグで優勝したリバプールFCの祝賀パレードに車が突っ込んだ事件で、英国捜査当局は27日、現場で逮捕した53歳の英国籍の白人の男について、殺人未遂、危険運転、薬物影響下の運転の容疑で捜査していることを明らかにした。英BBCなどが報じた。確認されたけが人は65人に増えた。事件は26日午後6時ごろ発生。子どもを含む50人が病院で治療を受け、うち11人がいまだに入院中という。 マージーサイド警察署によると、逮捕された男は、パレードの開催のために車両規制されていたエリアに、心臓発作を起こした人を搬送するために入った救急車の後に続いて、規制エリアに入ったとしている。署は「このような事件が起こることを示唆する情報は事前になかった。また、これまでも公表しているように、警察は、この事件をテロとしては扱っていない」としている。 目撃者によると、事件は、遠藤航らリバプールの選手たちを乗せたバスが通り過ぎた約10分後に起きたという。 事件現場となったウォーターストリートは未だに封鎖されている。

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