障害者被害のぼったくり事件、新たに4人逮捕 サウナ店で「監禁」か

マッチングアプリでバーに誘い出した障害者の男性らに高額な支払いを要求したとして男女3人が逮捕された事件で、警視庁は、新たに20代の男女4人を東京都ぼったくり防止条例違反疑いで逮捕し、28日に発表した。このうち2人を監禁容疑で逮捕した。同庁は、このグループによる被害者は50人を超え、被害総額が約8千万円に上るとみている。 逮捕されたのは、いずれもバー従業員の鈴木駿太(22)=東京都新宿区=、大野詩織(21)=同板橋区=、鈴木拓磨(21)=住居不定=、劉佳稔(20)=同北区=の4容疑者。いずれも容疑を認めているという。 保安課によると、逮捕容疑は2月中旬、アプリを通じて渋谷区道玄坂のバーに誘い出した20代男性に対し、監視して飲食代として25万円を支払わせたうえ、翌日には消費者金融との間でローン契約させたというもの。また、そのうち2人は港区のサウナ店で携帯電話を取り上げるなどして、監禁したという。

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