佐野海舟が謝罪会見「自分の口から伝えないといけない。申し訳ございませんでした」

昨年7月に不同意性交容疑で逮捕されて後に不起訴処分となったMF佐野海舟(24=マインツ)が28日、千葉市内で行われた日本代表の合同自主トレ後に会見を開いた。27日に生活拠点を置くドイツから帰国。黒のスーツ姿で約30人の報道陣の前で深々と頭を下げ「自分の口から伝えないといけないと思い、この会見をしようと思いました。昨年の自分の行動によってたくさんの方々にご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。自分にできることを日々考えながら、サッカー面はプレー、言動、行動で自分の出せるものを出し続けたい。プレー以外でも自分のできることを考えて社会に貢献し続けていきたいと考えています」と語った。 今季はリーグ全34試合に先発し、6位に躍進したチームを支えた。6月にW杯アジア最終予選2試合(5日オーストラリア戦、10日インドネシア戦)に臨む日本代表に選出され、約1年4カ月ぶりに代表復帰する。 山本昌邦ナショナルダイレクター(67)は「相手の方に対して、謝罪したことを確認している」「本人が深く反省している」「不起訴処分という判断がなされており、刑事事件としては罪に問われずに終了している」と再招集に踏み切った理由を説明していた。 森保一監督(56)は「彼の言動を見ても深く反省していると強く感じた。その上で彼が今ドイツでプレーしている中で真摯に競技に向き合って社会に貢献する気持ちを持っている。再チャレンジする道を与えることの方が良いのでは、ということで判断した」と語っている。

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