自宅に来た知人女と2人で外に出た後…会社社長の59歳男性死亡 殺人の疑いで女を逮捕 名古屋・東区

きのう夜、名古屋市東区の路上で会社社長の59歳の男性が血を流して倒れているのが見つかり、その後死亡しました。殺人の疑いで逮捕されたのは50歳の知人の女でした。 きのう午後10時半ごろ、名古屋市東区徳川の歩道で「背中から血を流して倒れている男性がいる」と通りかかった人から警察に通報がありました。 警察が駆けつけると、近くのマンションに住む会社社長の志邑宣彦さん59歳が背中から血を流した状態でうつ伏せで倒れているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認されました。 志邑さんは妻と子どもの3人暮らし。愛知県春日井市に本社があり、防犯ブザーなどを製造・販売する会社の社長でした。捜査関係者によりますと、志邑さんは事件に巻き込まれる直前、自宅を訪ねてきた知人の女と2人で外に出たということです。 ■「殺意はありませんでした」 警察は、女が事件に関与しているとみて行方を捜していましたが、きょう未明に東郷町で身柄を確保し殺人の疑いで逮捕しました。 女は春日井市に住む、職業不詳の伊藤綾野容疑者50歳。 志邑さんの背中を包丁で複数回刺して殺害した疑いがもたれていますが「殺意はありませんでした」と容疑を否認しています。子どもと一緒に暮らしていたという伊藤容疑者。 (伊藤容疑者を知る人) 「普通の人。挨拶したら返ってくる。嫌な人ではない」 互いに家庭があった2人の間に何があったのか。警察は2人の関係性やトラブルがなかったかなどいきさつを詳しく調べています。

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