福岡県・ニセ電話詐欺被害が過去最悪ペースで推移 警察・検事を騙る手口多数

福岡県内のニセ電話詐欺被害の認知額が今年に入って16億円を越えました。依然、過去最悪のペースとなっています。 福岡県警によりますと、今年に入ってのニセ電話詐欺被害の認知件数は4月末時点で434件と、去年同時期に比べて241件増加しました。 金額は約16億1000万円で、約12億5000万円増加していて、年初から過去最悪のペースで推移しています。 警察官や検事を騙り、SNSを通じてビデオ通話を行ったり、偽物の「逮捕状」や実際には存在しない「凍結捜査差押許可状」という書類を見せ、信じ込ませる手口も確認されています。 警察は、「マネーロンダリング」や「資金調査」といった言葉が出た際は電話を即座に切ること。 また、ニセ電話詐欺の少なくとも7割が「+1」「+44」などから始まる国際電話を悪用しているため、海外との電話が不要な人は国際電話の発着信を無償で休止できる「国際電話不取扱受付センター」のサービスを利用するよう呼びかけています。

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