経産省委託かたり詐欺疑い、広島 電柱検査権利金

広島県警は28日、経済産業省から電柱検査事業を委託されたとかたって検査業務の権利金をだまし取ったとして、詐欺容疑で団体職員中村順子(75)=奈良県宇陀市、自称フリージャーナリスト斉藤真(63)=川崎市=両容疑者ら計4人を逮捕した。 公益社団法人「全国非破壊検査協会連合会」を名乗っていたが法人認可は受けておらず、経産省が「委託の事実はない」として注意を呼びかけていた。 逮捕容疑は2020年8月下旬ごろ共謀し、広島県の男性会社役員に対し「国から委託を受けており、検査の権利を得れば電柱1本当たり1万円の支払いがある」とうそを言い、同9月、計450万円を振り込ませてだまし取った疑い。

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