【速報】“バカラのカリスマ”Xで「明鏡止水」として2万7000人以上のフォロワー 福島市の会社員の男を逮捕 オンラインカジノで常習賭博の疑い 警視庁初

オンラインカジノで常習的に賭博をしたとして、警視庁が、SNSなどで「バカラのカリスマ」と呼ばれていた福島県の会社員の男を逮捕したことがわかりました。 常習賭博の疑いで逮捕されたのは、福島県いわき市の会社員・蝶間林誠容疑者(38)です。 蝶間林容疑者は2022年8月から今年4月の間、海外で運営されているオンラインカジノサイト「Stake」にスマートフォンなどでアクセスし、現金や暗号資産など9000万円以上を賭けてバカラ賭博などをした疑いが持たれています。 捜査関係者によりますと、蝶間林容疑者はXで『明鏡止水』というアカウント名で活動していて、自身のバカラ賭博の結果などについて発信し、フォロワーは2万7000人以上にのぼっていたということです。インターネット上では、『バカラのカリスマ』と呼ばれていました。 蝶間林容疑者は、オンラインカジノの国内の個人の賭け金としてはこれまでに過去最高金額の280億円以上をかけていたとみられていますが、収支はマイナスだったということです。また、オンラインカジノサイトを利用するように勧誘する「アフィリエイト」として、これまでに数百万円の報酬も得ていたとみられています。 オンラインカジノで個人の賭客が常習賭博の疑いで逮捕されるのは、警視庁で初めてだということです。 オンラインカジノは、たとえ賭け金が少額で、海外では合法的に運営されていても違法性に「グレーゾーン」はなく、日本国内からアクセスし、賭博をすることは禁止されています。 一方で、国内での年間の賭け金が推計で1兆2000億円以上にのぼるなど社会問題となっていて、警視庁は摘発を強化しています。

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