関東で相次ぐ“闇バイト”強盗…防犯グッズ売り上げ急増で品薄も カギは「時間稼ぎ」

関東で相次ぐ、闇バイトを実行役とした強盗事件。さらに関東に住む少年3人が山口県の男性の住宅に強盗に入る準備をしたとして、逮捕される事件も発生し、地方にも不安が広がっています。 県内のホームセンターでは防犯グッズの売り上げが急増し、品薄となっているものもありました。 24日、エブリィが鹿児島市内のホームセンターを訪ねると…。 (男性) 「備えあれば患いなしで、先に準備態勢だけを整えておこうかなと」 窓に貼る防犯シートと防犯用のブザーを探す男性がいました。 (男性) 「(防犯対策をしないと)時間がないままで物を取られたりすることもありますから。とにかく今は時間稼ぎ。そして身の安全を守る」 男性が口にした「時間稼ぎ」。泥棒が住宅に侵入する際、5分で侵入できなかった場合、約7割が諦めるという警察のデータがあります。 「ハンズマン宇宿店」では、この時間稼ぎに有効な防犯グッズの売れ行きがこれまでにないほど伸び、すでに品薄状態になっているものも。 (ハンズマン宇宿店 船津 二郎 店長) 「全部売れてしまい、現状としてはメーカーからも入ってこない状態」 この1、2週間ほどで特に売れているのが、防犯用のブザーです。こちらは窓に付けると、人の動きを感知して離れた部屋でもアラームが鳴るというもの。 侵入者に早く気付くことで、時間稼ぎができそうです。 関東で相次ぐ住宅を狙った強盗事件。住宅の窓ガラスを割って侵入する手荒な犯行が目立ちます。窓に直接貼る防犯フィルムも売れているといいます。 (ハンズマン宇宿店 船津 二郎 店長) 「防犯フィルム。窓の鍵の部分に貼って金づちで叩いても割れない。ガラスは割れるかもしれないけど、手が届きにくくするようなもの」 ほかにも、踏むと音が鳴る「防犯砂利」も人気なんだそうです。 (間世田桜子キャスター) 「一般的な砂利の上に乗ってみます」 防犯砂利に乗ってみると。 (間世田桜子キャスター) 「かなりしっかりした音が鳴ります」 不審者の侵入に気づきやすくなるため、玄関前などに設置するといいそうです。 (ハンズマン宇宿店 船津 二郎 店長) 「まず最初、外に防犯砂利が敷いてあって、そこで音がして。入ってくる人もドキッとするだろうし。近くに行ってパッと光があるだけでも防犯になってくる」 相次ぐ強盗事件を受け、県内でも高まる防犯意識。「ハンズマン宇宿店」では、客の要望に応じて防犯グッズを充実させていきたいとしています。

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