29日午後、北海道千歳市の支笏湖畔沿いの国道で、オートバイと乗用車が衝突し、オートバイを運転していた50代とみられる男性が意識不明の重体です。 事故があったのは、千歳市支笏湖温泉付近の国道453号線で、29日午後1時23分ごろ、オートバイと乗用車が衝突しました。 この事故でオートバイを運転していた50代くらいの男性が頭を強く打って意識不明の重体で、ヘリコプターで札幌市内の病院に運ばれ手当てを受けています。 現場は片側1車線のカーブが続く湖畔の道路で、警察によりますと、当時2台は札幌方向に向かう車線を走っていました。 そして、乗用車が前を走っていたオートバイを追い越そうとした際、オートバイが進行方向右側の駐車帯に入ろうとして、後ろから来た乗用車と衝突したということです。 オートバイは125ccクラスのスクーターでした。 警察は、乗用車を運転していた白老町の会社役員で韓国国籍の崔長樹容疑者38歳を過失運転傷害の疑いで、その場で逮捕しました。 取り調べに対し、崔容疑者は「追い越した際にバイクと接触しました」と話し、容疑を認めているということです。 警察は、手当てを受けている男性の身元の確認を進めるとともに、事故の詳しい状況を調べています。