大阪府東大阪市の市道で男性をひき逃げして死亡させたとして、大阪府警は30日、現場近くに住む会社員の八幡紀貞容疑者(48)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)と道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで逮捕したと発表した。調べに対し、「何かに乗り上げたのは分かった」と供述しているという。 枚岡署によると、逮捕容疑は29日午前1時45分ごろ、東大阪市西石切町5丁目の市道で路上にいた男性(44)を軽四貨物車ではね、そのまま立ち去ったというもの。現場近くの複数の防犯カメラの映像から、八幡容疑者の関与の疑いが浮上したという。 現場は近鉄けいはんな線新石切駅から西に約300メートルの中央線のない直線道路。(大滝哲彰)