信号待ちの車に追突したのにそのまま走り去ったとして、兵庫県警明石署は30日、道交法違反(事故不申告、安全運転義務違反)の疑いで、明石市大久保町の無職の男(68)を逮捕した。調べに「間違いない」と容疑を認めているという。 逮捕容疑は29日午後5時40分ごろ、同町の市道交差点で、軽乗用車を運転中、信号待ちをしていたパート女性(48)の軽乗用車に追突したが、警察に届け出ずに走り去った疑い。女性にけがはなかった。 同署によると、事故直後、女性が警察官を呼んだが、男は「高齢の両親を乗せている」などと話し、署員の到着までにその場を離れたという。女性が確認していた車のナンバーから男を特定した。同署は飲酒の有無なども調べている。