「中国が大統領選に介入」…星条旗を身にまとって韓国大統領選挙の事前投票を参観した40代の女性逮捕

投票管理官の制止にもかかわらず、星条旗を身にまとい、第21代大統領選挙の事前投票を参観していた40代の女性が現行犯で逮捕され、警察の調査を受けている。 仁川(インチョン)西部警察署は29日、公職選挙法違反の疑いで40代の女性A氏を逮捕し、調査していると明らかにした。 A氏は同日午前8時34分ごろ、仁川市西区佳佐洞(ソグ・カジュアドン)のある事前投票所で、星条旗を身にまとって参観活動をした疑いが持たれている。 極右系団体の幹部であるA氏は、ソーシャルメディアを通じて中国の大統領選挙介入説を主張し、星条旗をもって事前投票に参観しようと提案したという。 公職選挙法第166条第3項は「誰でも選挙日に腕章・胸章などを着用する方法で選挙に影響を及ぼす恐れがある表示をすることはできない」と定めている。 警察は仁川市西区の選挙管理委員会から「退去命令に応じない参観人がいる」という通報を受け、現場に出動してA氏を現行犯で逮捕した。 警察関係者は「A氏は選管委側の退去命令に従わずにいた」として「A氏を相手に具体的な事件の経緯を調べる方針」と話した。

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