岩手県警は大麻を使用した疑いがあるとして、岩手県花巻市に住む28歳の男を再逮捕しました。 大麻を麻薬と位置づけた改正麻薬取締法が2024年12月に施行されて以降、使用での逮捕は県内では初めてです。 麻薬取締法違反(使用)の疑いで逮捕されたのは、花巻市下北万丁目の無職・伊藤裕真容疑者(28)です。 警察によりますと、伊藤容疑者は2025年3月下旬から4月9日までの間、花巻市内で大麻若干量を使用した疑いがもたれています。 伊藤容疑者は、2025年4月9日に窃盗容疑で逮捕されていて、警察が所要の捜査を進めたところ、大麻の使用が判明し、2025年5月12日に再逮捕されました。 警察によりますと、伊藤容疑者は容疑を認めているということです。 大麻をめぐっては、2024年12月から麻薬取締法改正により、これまでの「所持」「譲渡」に加えて、不正な使用が確認されれば罪に問われることになりました。 岩手県内での「使用」での逮捕は、今回が初めてです。 大麻の使用は、全国的に青少年の間で増加傾向にあり、岩手県警では、関係機関と連携し啓発に取り組むとしています。 (岩手めんこいテレビ)