過去に「スーパーカー因縁事件」も 他人の運転免許証でコロナ給付金不正受給か「昔のことで覚えていない」

他人の運転免許証で銀行口座を作り、給付金をだまし取ったとして、33歳の無職の男が逮捕されました。男は去年、交通トラブルの因縁をつけて相手の免許証を撮影し、個人情報を悪用する事件でも逮捕されていました。 住居不定、無職の斎藤貴聡容疑者(33)は、2021年1月、不正に手に入れた他人の運転免許証を使って銀行口座を作り、新型コロナ対策の持続化給付金など400万円をだまし取った疑いがもたれています。 運転免許証の持ち主が「身に覚えのない口座が開設されている」と警察に相談し、事件が発覚しました。調べに対し斎藤容疑者は「昔のことなので覚えていない」と話し、容疑を否認しているということです。 斎藤容疑者は去年、別の詐欺事件で、スーパーカーでトラックを追跡し、運転手に因縁をつけて免許証を撮影する手口で他人名義のクレジットカードを複数作成したなどとして、警視庁に逮捕されていました。

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