今年5月、愛知県東海市の自立支援施設に入所する少年らを違法に働かせていたとして逮捕された男性2人が、不起訴処分となりました。 不起訴処分となったのは、東海市にある自立支援施設の代表で、建設会社社長の46歳の男性と、建設会社役員の38歳の男性です。 男性2人は、施設に入所する15歳未満の少年4人に、油圧ショベルで廃材を運ばせるなどの仕事をさせた労働基準法違反の疑いで、今年5月、愛知県警に逮捕されていました。 名古屋地検はこの男性2人について、21日付で不起訴処分としました。理由などは明らかにしていません。 警察の調べに対し、46歳の男性は容疑を認め、38歳の男性は一部の行為を否認していました。