31日、佐賀市の児童福祉施設で女性職員が28歳の女に包丁で胸や腕を切られるなどして死亡した事件で、女性の死因は出血性ショックだったことが分かりました。31日午後5時半すぎ、佐賀市の児童福祉施設で職員の川原千恵さん55歳が、入所している関係者に会いに来ていたと見られる28歳の女から包丁で腕や胸を切りつけられるなどして、およそ１時間半後に搬送先の病院で死亡しました。川原さんの死因は、胸や腕を複数切られたり刺されたりしてできた傷による出血性ショックでした。警察は、現場にいた武雄市の会社員平田ミル容疑者28歳を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕し、容疑を殺人に切り替えて調べを進めています。警察の調べに対し、平田容疑者は「記憶にないから分からない」と容疑を否認しています。