先月29日、読谷村の祭り会場で車を暴走させ、女性をはねて殺害しようとしたとして逮捕された男が、事件の直前に飲酒していたという複数の証言があることが、関係者への取材で分かりました。 事件は先月29日の夜、読谷村渡慶次のエイサー祭り会場で、暴走した車が出店をなぎ倒したほか男女4人をはね、重軽傷を負わせたものです。 警察は、けがをした4人のうち、骨盤の骨を折る重傷を負った50代の女性を殺害しようとした殺人未遂の疑いで1日、読谷村瀬名波の屋良朝正容疑者(55)を逮捕しました。 屋良容疑者を昔から知る複数の関係者によると、祭り会場で酒を飲んでいる姿が目撃されているほか、屋良容疑者が何者かと口論になっていたことも分かっているということです。 警察のこれまでの調べで屋良容疑者は無免許だったことが分かっていて、警察は飲酒の有無や、事件前の口論が事件に関係しているかなどについて詳しく調べています。 屋良容疑者の身柄はきょう午後、那覇地検沖縄支部に送られています。