カンボジア拠点の特殊詐欺事件 勧誘役とみられる男ら3人を詐欺容疑で再逮捕 富山県警など

カンボジアを拠点とした特殊詐欺グループに関与したとして、富山県警などの合同捜査本部は2日、宮城県の23歳男ら3人を再逮捕しました。 詐欺の疑いで再逮捕されたのは宮城県の自営業、髙橋卓冬容疑者(23)ら3人です。 県警によりますと髙橋容疑者ら3人は氏名不詳者らと共謀して、詐欺のかけ子となる実行役を日本で勧誘し、カンボジア王国に渡航させた疑いが持たれています。 3人が勧誘したとみられるかけ子は、複数回にわたって警察官等になりすまし「特殊詐欺の関連捜査であなたの名前が浮上しました」などと言って脅し、福岡市の80代男性など2人から現金合計2250万円をだましとった罪で去年逮捕されています。 事件の発覚は去年12月、カンボジアを拠点とする特殊詐欺グループ12人が逮捕されたことで、その後の捜査で髙橋容疑者ら3人のリクルーターとしての関与が明らかになりました。 警察は3人が、リクルーターとして12人のうちの一部をかけ子として勧誘したとみています。 警察は、3人の認否について、捜査に支障があるとして明らかにしていません。男らは徳島市に住む80代女性から現金合計400万円をだましとった罪など詐欺の疑いで2回、逮捕されていて今回が3回目の逮捕です。

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