「子どもたちに『そこにいろよ』と」「一瞬寝た」8歳女児と7歳男児残し逃走 榑林亜樹也容疑者(47)を無免許運転などの疑いで逮捕 東名高速に車ごと転落 浜松

きのう、静岡県浜松市の市道から東名高速に車が転落した事故。警察はきょう、子ども2人を置き去りにし現場から立ち去った男を無免許運転などの疑いで逮捕しました。 記者 「目撃者によりますと、車はこちらの道から走ってきて、ガードレールを突き破り、10メートルほど下の高速道路に転落したということです」 きのう午後、浜松市中央区の市道で車がガードレールなどを突き破り、東名高速上り線に転落する事故がありました。 こちらは、事故直後の写真です。車は横転し、前方が大破しているのがわかります。 車には、運転していた男のほか、8歳の姉と7歳の弟が同乗していました。子どもにけがはありませんでした。 男は事故の後、現場から逃走。事故を目撃した人は、現場で男に話を聞いたといいます。 目撃者 「(運転手が)高速道路から這い上がってきて、子どもたちに『そこにいろよ』と。(運転手に)どうしたんですかって聞いたら『一瞬、寝た』みたいな」 「多少、興奮気味。やっちゃったみたいな感じじゃなかった。事故を起こした自分に対して怒ってるとか、やっちゃったみたいなのはなかった。電話していましたね。片手にスマホを持っていましたね」 事故から一夜明け、警察はいずれも自称で御前崎市の無職・榑林亜樹也容疑者(47)を無免許運転などの疑いで逮捕しました。 警察によりますと、榑林容疑者の免許はおよそ10年前、交通違反により取り消し処分になっていました。また、榑林容疑者と同乗していた子どもは、法律上の親族ではないとしています。 捜査関係者によりますと、転落した車は、榑林容疑者の名義ではないということです。警察は、榑林容疑者が現場から立ち去った理由について詳しく調べています。

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