免許は約10年前に取り消し処分…市道から高速道路に車が転落した事故で47歳の男を逮捕 8歳女児と7歳男児を置き去りにして逃走=静岡県警

6月1日夜の事故から急展開です。浜松市の市道から東名高速に車が転落した事故で、警察は6月2日、現場から立ち去った男を無免許運転などの疑いで逮捕しました。男は目撃者に対し「一瞬寝た」などと話していました。 <浜松総局 中西結香記者> 「目撃者によりますと、車は、こちらの道から走ってきて、フェンスを突き破り、約10メートル下の高速道路に転落したということです」 1日午後、浜松市中央区の市道で車がガードレールなどを突き破り東名高速上り線に転落する事故がありました。車は横転し、前方が大破しているのがわかります。 車には、運転していた男のほか8歳の姉と7歳の弟が同乗していました。子どもにけがはありませんでした。 男は事故の後、現場から逃走。事故を目撃した人は、現場で男に話を聞いたといいます。 <目撃者> 「(運転手が)高速道路から這い上がってきて、子どもたちに『そこにいろよ』と。(運転手に)どうしたんですかって聞いたら『一瞬寝た』みたいな」 <別の目撃者> 「多少、興奮気味。やっちゃったみたいな感じじゃなかった。事故を起こした自分に対して怒ってるとか、やっちゃったみたいなのはなかった。電話してましたね。片手にスマホを持っていましたね」 事故から一夜明け、警察は6月2日午前、いずれも自称で静岡県御前崎市の無職の男(47)を無免許運転などの疑いで逮捕しました。 警察によりますと、容疑者の男の免許は約10年前、交通違反により取り消し処分になっていました。また、容疑者の男と同乗していた子どもは法律上の親族ではないとしています。 捜査関係者によりますと、転落した車は、容疑者の男の名義ではないということです。警察は、容疑者の男が現場から立ち去った理由について詳しく調べています。

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