2日朝、東京・八王子署で、カメラに気が付いたのか顔をそむけるようなしぐさを見せる男。 住居侵入と強盗致傷の容疑で逮捕された、タイ国籍のプートパン・タウィン容疑者（39）です。 他にも事件に関わった3人の男が逮捕されていて、男らは関東を中心に住宅を狙い、窃盗を繰り返していたグループとみられています。 逮捕のきっかけとなったのは2024年12月。 実行役のプートパン容疑者は、八王子市内の住宅に窓を割り侵入すると、現金約1000円や腕時計など合わせて9万3000円相当を奪ったといいます。 そしてリビングから出ると、何と物音に気が付いた60代の住人男性と廊下でばったりと鉢合わせ。 プートパン容疑者は男性に馬乗りになり、持っていた懐中電灯で頭などを20回ほど殴り、けがをさせた疑いが持たれています。 その後、車の運転役など3人の男とともに逃走しました。 警視庁は、付近の防犯カメラや現場に残されたDNAなどから4人を特定。 今回の逮捕につながりました。 容疑者らは覚醒剤取締法違反などで逮捕・起訴されていて、警視庁は余罪も含め調べています。