山形県の10代女性が連れ去られ遺体で見つかった事件で、県警が未成年者誘拐容疑で逮捕した福島市の無職岸波弘樹容疑者（36）を、女性に対する自殺ほう助の疑いで3日にも再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で2日分かった。 容疑者はSNSに自殺願望を投稿した別の10～20代の男女4人に対する自殺ほう助などの罪で起訴された。うち3人が死亡、一連の事件で死亡した被害者は4人となる。 捜査関係者によると、容疑者はSNSのメッセージ機能で女性を山形市に誘い出し、車で同県上山市まで連れ去った後、昨年9月に練炭で自殺を手伝った疑いが持たれている。