『指示に従わないクラスに対する仕返し』児童の下着などを盗撮した元教員の男 初公判【高知】

勤務先の高知市内の小学校で児童の下着を盗撮したほか、高知市内の商業施設で盗撮した罪などに問われている元教員の男の初公判が6月3日に高知地裁で開かれました。 男は「自分の指示に従わないクラスに対する仕返しのつもりで犯行に及んだ」などと述べ、起訴内容を認めました。 性的姿態等撮影や撮影未遂の罪に問われているのは高知市内の元小学校教員で三重県の井後尚之被告(23)です。 起訴状などによりますと井後被告は去年7月、勤務先の高知市内の小学校で、児童2人のズボンの中を学校から貸し出されていたデジタルカメラで盗撮。また、去年12月、高知市内の商業施設で女性のスカートの中をスマートフォンで撮影したり、別の女性の下着を盗撮しようとした罪に問われています。 3日の初公判で井後被告は「長時間労働などによるストレスや自分の指示に従わないクラスに対する仕返しのつもりで犯行に及んだ」などと述べ、起訴内容を認めました。 検察側は、井後被告が逮捕後に性依存症と診断を受けたことから、犯行が仕返しでは無く、性的欲求を満たす目的だった可能性を指摘しました。 この裁判は6月25日に結審する予定です。

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