釣り客相手に違法商売か 京都の男逮捕、容疑否認 業者登録なしにボートに客乗せる 遊漁船業の適正化に関する法律違反の疑い

遊漁船業者としての登録を受けていないにもかかわらず、金を受け取って所有するプレジャーボートに釣り客を乗せたとして、京都市の60代の男が逮捕・送検されました。 遊漁船業の適正化に関する法律違反の疑いで逮捕されたのは、京都市伏見区の廃棄物収集運搬業・若菜武浩容疑者(65)です。小浜海上保安署によりますと、若菜容疑者は遊漁船業者としての登録を受けていないにもかかわらず、今年1月中旬から4月上旬にかけて、小浜市の小浜漁港で金を受け取ったうえ、所有するプレジャーボートに釣り客を乗せた疑いです。 2日午前5時ごろ、小浜漁港で待ち伏せしていた敦賀海上保安部の職員が、釣り客を乗せて戻ってきた若菜容疑者を逮捕したもので、3日付で福井地検敦賀支部に身柄を送りました。少なくとも17人の釣り客から金を受け取っていたとみられています。 なお、若菜容疑者は取り調べに対し「金を取っていたのは間違いないが、遊漁船業を営んでいたわけではない」と供述し、容疑を否認しているということです。

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