薄いゴムで包んだコカインを87個飲み込むなどして営利目的で密輸入したとして、大阪府警関西空港署は3日までに、麻薬及び向精神薬取締法違反容疑で住居不定、職業不詳のブラジル人、ラモス・デ・ソウザ・ジェシカ容疑者(35)を逮捕した。 営利目的ではないと容疑を一部否認しているという。 逮捕容疑は4月16日午前10時ごろ、薄いゴムのようなもので包んだコカイン87個(約675グラム、末端価格1688万円相当)を体内と着衣に隠しブラジルから関西国際空港に密輸入した疑い。 同署によると、87個のうち46個は胃から見つかり、28個は胃を通過していたため、自然排出を待って回収した。13個は関空到着までに体外に何らかの理由で出ており、靴下に包んで股間に隠していた。