6月1日、人気アイドルグループSixTONESの田中樹(じゅり)が初めて単独主演を務める舞台『ぼくらの七日間戦争 2025』の出演者および公演詳細が発表された。 「今作の原作は、1985年に刊行された宗田理さんの小説『ぼくらの七日間戦争』(角川文庫)です。これまでに実写映画化(1988年)、アニメ映画化(2019年)されている人気作品。 物語は、主演を務めるSixTONESの田中樹さん演じる中学1年生の菊地英治らが、夏休みに突然姿を消して廃工場に立てこもり、一致団結して教師や親に立ち向かうという展開です。 主人公は樹さんが演じるのですが、実はこの舞台、“田中一家” が深くかかわっているのです。安永宏役の田中彪(ひょうが)さん、そしてチーフプロデューサーの田中一成さんは、みな兄弟なんです。 樹さんは男5人兄弟の4男です。長男の一成さんは芸能事務所『T-gene』の社長を務め、三男の彪さんは、一成さんの事務所に所属して歌手・俳優として活動しています。四男の樹さんはSixTONESで活躍、五男の彗(すばる)さんも役者として活動しています」(スポーツ紙記者) 同じ舞台に兄弟が出演するとあって、ファンを中心に驚きの声があがっている。だが、そこにはやはり “あの兄” の存在が言及されてしまい……。Xにはこんな投稿が。 《田中樹って兄弟多いんだな 元カツーンも兄だったんか》 《樹と彪と一成の3人いるの田中樹兄弟強すぎ 早く聖にも兄弟の活躍を目に焼き付けて欲しい》 こうしたコメントで言及される「元カツーン」「聖」というのは、元KAT-TUNの田中聖(こうき)のことだ。SNSでは、聖に対して冷たい視線を向ける声も多い。 「ファンが指摘している次男の聖さんは、1988年に旧ジャニーズ事務所入りし、2006年に6人組グループ『KAT-TUN』のメンバーとしてデビューしました。聖さんは音楽活動以外でもドラマで主演を務めるなどアイドルとして大人気でした。 しかし、タトゥーを入れたり、飲食店経営に勝手に乗り出すなど、アイドルらしからぬ行動に対し、『度重なるルール違反』を理由に、2013年末に事務所から契約解除されました。以降、ミュージシャンとして活動を続けますが……。 聖さんは、2017年5月、東京・渋谷区内の路上で大麻を所持していたとして現行犯逮捕され、翌6月には不起訴処分となります。その後も何度も覚せい剤所持の容疑などで逮捕されており、6度の逮捕歴がある状態。2023年12月には覚せい剤取締法違反で懲役2年8カ月の実刑が確定、2024年2月15日から服役中です」(芸能記者) かつて一世を風靡したKAT-TUNだが、聖が脱退して久しい今年3月に解散。一方の兄弟たちは、今や飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍し、家族で舞台を作り上げている。明暗が大きく分かれた聖とほかの兄弟たち。出所後、聖はどんな思いで兄弟から迎えられるのだろうか。