大分市の30代男性が、警察官や検事を名乗る人物とやり取りし、現金約250万円をだまし取られたことがわかりました。 警察によりますと、6月2日、男性の携帯電話に「+（プラス）」から始まる番号の電話があり、クレジットカードサポート会社を名乗る男から「事件被害にあっている可能性がある」などと言われました。 その後、警察官や検事を名乗る人物から、「不正口座リストにあなたの名前が載っているので逮捕しなければならない」と連絡があり、LINEで偽の逮捕状の画像が送られてきました。そして、「預金が犯罪の収益でないことを確認する必要がある」と言われ、指定された口座にATMから現金249万を送金したということです。 この男性が会社の同僚に相談し、翌日に警察を訪れて詐欺と発覚しました。 警察は「お金を要求された場合、詐欺を疑い、すぐに家族や警察に相談してください」と注意を呼びかけています。