「地面師」とみられる男ら3人逮捕 約14億5000万円をだまし取ったか 大阪府警

不動産会社の代表取締役になりすまし、建物の売買代金をだましとったなどとして、「地面師」とみられる男ら男女3人が逮捕されました。 東大阪市に住む会社役員の福田裕容疑者(52)と住居不定で職業不詳の粂陵平容疑者(24)ら男女3人は、去年2月から3月、他人になりすまして印鑑登録証明書の交付を受けるなどした偽造有印公文書行使などの疑いが持たれています。 この他、福田容疑者は、不動産会社の代表取締役を装って、いずれも40代の不動産会社経営の男性2人から建物3棟の売買代金、合わせて約14億5000万円をだまし取った詐欺の疑いも持たれています。警察は3人の認否について明らかにしていません。 警察によりますと、大阪市内で不動産賃貸業を営む70代の女性が自身の会社登記を確認したところ、粂容疑者が取締役に就任していたことに気づき、弁護士を介して警察に相談したことで事件が発覚したということです。 警察は地面師グループとみて実態の解明を進めています。

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