新名神高速を逆走したなどとして逮捕された男が4日、現場で実況見分に立ち会いました。 ペルー国籍のロッシ・クルーズ・ジョン・エリアス容疑者は先月、三重県の新名神高速・下りを乗用車で逆走し、車4台が絡む事故を起こし女性4人にけがをさせた危険運転致傷などの疑いがもたれています。 警察は4日、現場の新名神高速を通行止めにして、エリアス容疑者立ち会いのもと実況見分を行いました。 実況見分では事故当時と同じ位置に車を置いたうえで、事故に遭った運転手4人も立ち会い、エリアス容疑者が当時の状況を説明していました。 捜査関係者によりますと、エリアス容疑者は事故を起こし鈴鹿PAまで逆走したあと、再び高速道路に戻り、逃走したとみられています。 調べに対しエリアス容疑者は容疑を認めていて、逮捕前の調べに「道を間違えた」などと話していたということです。