群馬県前橋市の介護施設の前で、職員の女性が男に待ち伏せされ包丁で刺された事件で、男の父親が取材に応じ、謝罪しました。 岸容疑者の父親 「電話入れたら、女性の人と待ち伏せして会うんだと。相手方に申し訳ないなと。命だけでも助かってほしいと切に願っています」 この事件は4日午後7時ごろ、前橋市の介護施設の前で岸耕一容疑者が、この施設に勤務する女性を待ち伏せして、包丁で首などを複数回刺し殺害しようとしたとして、現行犯逮捕されたものです。女性は意識不明の重体です。 岸容疑者の父親によると、2人は10年ほど交際していましたが、およそ半年前から関係が悪化していたということです。 警察や女性が勤める施設は、2人に関するトラブルの相談は把握していないということで、警察が事件の経緯を詳しく調べています。