路上売春の客待ち対策の「イエローロード」。取り組み後、初めての摘発です。 (記者)「大阪府警の捜査員に連れられて女が出てきました。女は路上での売春の客待ち、いわゆる立ちんぼをしていたとみられます」 売春防止法違反の疑いで逮捕されたのは19歳から23歳の女ら5人です。警察によりますと5人は大阪市北区太融寺町にあるホテル街の路上で売春の客待ち行為をした疑いが持たれています。 この場所では、以前から客待ち行為が横行し地域住民からの苦情が多く寄せられていたことから去年12月、大阪府警曽根崎署などが約100mにわたって道路を一面、黄色に塗り替えて客待ち行為をしにくい雰囲気作りに取り組んでいました。 女の1人は警察の取り調べに対し容疑を認め、「同棲するホストの売上に貢献するため稼ぎたかった」と供述しているということです。 曽根崎署は「確実に客待ちは減っている。今後もパトロールを常態的に行っていく」としています。