無免許で車を運転したうえ、他の車に追突してけがをさせたのにそのまま逃げたとして、40代の男が再逮捕されました。 無免許過失運転傷害と道路交通法違反(ひき逃げなど)の疑いで再逮捕されたのは、熊本県玉名市石貫に住む土木作業員の男(43)です。 男は2023年6月10日と12日に、熊本県玉東町の国道208号や熊本市北区植木町の県道で、知人の軽乗用車を無免許で運転。さらに10月13日午後4時ごろ、熊本市北区植木町の国道208号で同じ車を運転して、70代の女性が運転する軽乗用車に追突し、女性がけがをしたにも関わらずそのまま逃走した疑いが持たれています。 警察によりますとこの女性は首に軽傷を負い、事故の直後に「今、事故に遭ったが相手に逃げられた」と110番通報をしていて、警察が捜査していました。 その後、警察が防犯カメラの映像や目撃証言などから男を特定していましたが、所在がわからず、行方を探していました。 しかし去年8月、30代女性に殴る蹴るの暴行を加えて顔面打撲などのけがをさせたとして、男が傷害の疑いで熊本県内の別の警察署で10月9日に傷害の疑いで逮捕されたことがわかり、今回の逮捕に至りました。 男は警察の調べに対し、今回の逮捕となった容疑について「覚えていない」と話しているということです。