「トイレ貸して」「両替をして」「リフォームの点検」不審者に注意 強盗・窃盗の下見の可能性

今月に入って「外に出てきてほしい」などと突然、住宅を訪問する不審者の情報が増えています。 警察は、強盗などの下見の可能性があるとして、注意を呼び掛けています。不審な人物の情報があったのは広島市佐伯区の住宅でした。 「トイレを貸してほしい」突然、30代くらいの男が訪ねてきました。 不審に思った住人の女性が断るとー「ダメか…」男はそのまま立ち去ったといいます。 警察によりますと、佐伯区の別の住宅でも同じような特徴の男性が、トイレを借りたあとに「両替をしてほしい」などとお願いしてくるケースや、東広島市では「リフォームの点検」などと言って、家族構成や連絡先を聞き出す事案が発生しています。 警察は強盗や窃盗をするための下見の可能性があると指摘します。 【県警減らそう犯罪情報官・太田貴之 警視】 「強盗の準備をしてですね、実際、首都圏から山口を訪れた被疑者が逮捕されたと、こういったことがありますので、広島でもですね、いつこういった事件が起こってもおかしくないと」 不審な人物が来た場合はすぐにドアを開けないことが重要だといいます。 【県警減らそう犯罪情報官・太田貴之 警視】 「まずはインターフォンとか、ドアスコープで相手を確認していただいて、怪しいと感じたらですね、110番通報をしていただきたいと思います」 警察は、不審者の情報があった地域を重点的にパトロールし警戒を強めています。

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