飲酒運転事故の容疑者逮捕で目撃状況に関するうその文書作成した罪…浜松中央署・警部補の男を起訴(静岡地検)

5月、浜松市で発生した飲酒運転事故の容疑者逮捕にあたり、虚偽の書類を作成したとして逮捕・送検された警部補の男が、6日、起訴されました。 虚偽有印公文書作成の罪で起訴されたのは、浜松中央警察署・交通第一課に所属する警部補で56歳の男です。起訴状などによりますと、被告の警部補の男は、5月12日に浜松市内で発生した酒気帯び運転事件の捜査中、警察署内で虚偽の有印公文書を作成した罪に問われています。 被告の警部補の男は、通報者の事故の目撃状況に関する文書を作成する中で、通報者からは、事故の瞬間を目撃していない旨を伝えられていたにも関わらず、「事故を起こした車両が中央分離帯にぶつかるのを目撃した」「事故の発生は通報の2分くらい前になる」などと虚偽の内容を記載した書類を作成したということです。 これは、他の捜査員が書類の矛盾に気づき発覚したもので、被告の警部補の男は、これまでの警察の調べに対し、容疑を認めているということです。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加