日本代表は7日、W杯アジア最終予選の最終戦となるインドネシア戦(10日、吹田)に向けて堺市内で練習を行った。 MF佐野海舟(24=マインツ)はホーム開催の国際Aマッチに出場すれば24年1月1日のタイ以来となる。この日の練習は冒頭15分のみの公開。有料で公開された6日の練習では佐野海の名前の書かれたタオルを掲げるファンもおり、声援も浴びた。「もちろんその声は届いています。次は何より結果が一番大事になる」と必勝を期した。 昨年7月に不同意性交容疑で逮捕されて後に不起訴処分となり、今回の活動が23年1~2月のアジア杯以来の代表復帰。約1年5カ月ぶりの国際Aマッチとなった5日のオーストラリア戦はダブルボランチの一角で先発して後半19分までプレーした。 ボール奪取など持ち味を見せた一方で前線に顔を出す場面は少なく「大事にプレーし過ぎた部分はありました。取られた後のカウンターだったり、球際の部分を意識しすぎて前線にシンプルに人数が足りない状況になった」と反省。「オーストラリア戦で課題が出たことをプラスに捉えたい」とインドネシア戦を見据えた。