砂川市で起きた、飲酒運転の車による一家5人死傷事件から10年を迎えたことに合わせ、今月6日、道警は全道で一斉に飲酒運転の取り締まりを行いました。 このうち砂川市での検問は、事件が起きた国道12号で行われました。警察官が1台ずつ車を止めてドライバーの呼気を調べていました。今回の取り締まり全体では、去年よりも7件多い13件の飲酒運転が摘発されました。逮捕事案は無かったということです。 道内の飲酒運転による今年の交通事故は、5月末までに40件起きていて、去年の同じ時期と比べて10件増えています。警察は「飲酒運転は交通違反の中でも最も悪質・危険な行為」として、今後も取り締まりを強化していく方針です。