線路の上にゴミ袋…中から出てきた履歴書で容疑者が浮上 逮捕された男「間違いない」=静岡市

静岡市内を走る静岡鉄道の線路上にゴミ袋を置いて列車の運行を妨害したとして無職の男が逮捕されました。発覚のきっかけはゴミ袋の中にあった履歴書でした。 威力業務妨害の疑いで逮捕されたのは静岡市葵区に住む無職の男(50)です。警察によりますと男は6月7日の午後10時ごろ、静岡鉄道古庄駅近くの踏切にゴミ袋を置いて列車の運行業務を妨害した疑いがもたれています。 これまでの取り調べに対し、男は「ゴミを置いて迷惑をかけたことは間違いない」と容疑を認めているということです。 新静岡行きの列車の運転士が、線路上にゴミ袋が落ちていることを発見し、列車を緊急停止させゴミ袋を取り除いていて、この際、けが人はいませんでしたが列車は2分の遅れが出ました。 警察が確認したところ、ゴミ袋は静岡市指定の45リットルサイズで中には生活ゴミがぎっしり入っていました。その中から、容疑者の名前が書かれた履歴書が見つかり、犯行への関与が浮上、今回の逮捕に至ったということです。 警察は、男の動機や詳しい経緯などについて調べを進める方針です。

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