福岡県警春日署は9日、自民党の栗原渉衆院議員の政治活動用ポスターに落書きをしたとして、器物損壊の疑いで自称会社員、武居白展容疑者(47)=同県那珂川市安徳=を逮捕した。 署によると、武居容疑者は「スプレーを使って『じみんしね』と書いた」と容疑を認めている。 逮捕容疑は5月23日午前5時10分ごろ、那珂川市の住宅の壁に張られたポスターに灰色のスプレー塗料で落書きした疑い。 栗原氏は同市を含む衆院福岡5区の選出で、当選1回。同じポスターの上に別の紙が貼り付けられるなどのいたずらが他に3件あったといい、関連を捜査する。