日本大学重量挙部の元監督逮捕 授業料名目などで現金だまし取った疑い 警視庁

日本大学の重量挙部の元監督が入学金などの名目で現金をだまし取ったとして、警視庁に逮捕されました。 日本大学重量挙部の元監督・難波謙二容疑者(63)は2022年12月、重量挙部に入部予定の学生の保護者から現金およそ205万円をだまし取った疑いが持たれています。 捜査関係者によりますと、難波容疑者は入学金や授業料などがかからない特待生として入部予定だった学生の保護者4人に「入学金や授業料が必要」などと嘘を言って、部の口座に金を振り込ませていたということです。 日本大学はこれまで、難波容疑者がおととし12月までの10年以上にわたって、新入部員の保護者に対し嘘の説明をして、金を振り込ませていたと発表し、懲戒解雇していました。 振り込ませた金の多くは難波容疑者が私的に利用したとして、日本大学は去年12月までに奨学生や元奨学生ら58名に合わせて5300万円以上を返金したとしています。

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