3月と4月に鳥取市と安来市で立て続けに事故を起こし、過失運転致傷などの疑いで逮捕・送検されていた男が、釈放中に鳥取県伯耆町で無免許運転をしたとして、10日に逮捕されました。 無免許運転の疑いで逮捕されたのは、伯耆町の74歳の男です。 警察によると男は5月7日に、免許取り消しになっていたにもかかわらず伯耆町の自宅近くの国道で車を運転した疑いが持たれています。 警察が、男が無免許で運転しているという情報を得て捜査したところ、容疑が固まったとして、10日正午過ぎに自宅で逮捕しました。 調べに対し男は「運転していない」と容疑を否認しています。 男は3月31日に鳥取市で横断歩道を渡っていた9歳の男子小学生を車ではねたとして、過失運転致傷の疑いで逮捕され、さらにその3日後に安来市で高校生をはねて現場を走り去ったとして逮捕・送検されていました。 警察と検察によると、男は無免許運転の疑いのある5月7日時点で検察の処分は出ておらず釈放中で、任意での捜査が続いていたということです。 警察は、免許取り消しになった理由について、プライバシーの観点から答えられないとしています。