家電量販店で契約者自らが使用するかのように装ってスマートフォン2台を購入したなどとして、建築業などを展開するM’sグループ関係者の男を含む4人が逮捕・送検されました。 警察は、この会社がいわゆる「トクリュウ」に関与している可能性があるとみて捜査を進めています。 詐欺の疑いで逮捕・送検されたのは、建築業などを展開するM’sグループ系列の飲食店店長・濱下翔冴容疑者ら男女4人です。 4人は共謀のうえ、2024年8月、函館市の家電量販店で契約者自らが使用するかのように装ってスマートフォン2台を購入し、だまし取った疑いが持たれています。 濱下容疑者が指示役とみられていますが、警察は4人の認否を明らかにしていません。 スマートフォンは売却され、容疑者らが収益を得ていたとみられています。 一方、M’sグループをめぐっては、自称・会長の男や社員がすでに別の詐欺などの容疑で逮捕・送検されています。 警察は、このグループによる組織的な犯行を視野に、匿名・流動型犯罪グループ「トクリュウ」との関連についても捜査しています。