「共謀した男に自分の父親を侮辱され その怒りを晴らすためにやった」倉敷市玉島で知人の両親を殺傷した疑いで逮捕された男(27)【岡山】

おととし(2023年)12月、岡山県倉敷市玉島で知人の両親を殺傷した罪などに問われている男の裁判です。 男は、犯行の動機について「共謀した男に自分の父親を侮辱され、その怒りを晴らすためにやった」などと述べました。 殺人などの罪に問われているのは、岡山市北区の無職の村上航希被告(27)です。 起訴状などによりますと、村上被告はおととし12月、知人の問田直孝被告(30)と共謀し、倉敷市玉島の住宅で問田被告の父親を殺害、母親に重傷を負わせた罪などに問われています。 裁判2日目のきょう(10日)、証言台に立った村上被告。犯行のいきさつについて問田被告から「村上君の父親は暴力団関係者。俺の両親を殺すよう村上君から頼んでほしい」と持ちかけられた。父親を侮辱されたと感じて、問田被告を恨むようになったと述べました。 その上で犯行の動機について、「自分が逮捕され、事件について明らかにすることによって問田被告を痛い目に遭わせたかった」などと話しました。 裁判は、あす結審する予定です。

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